「依頼主さんからすると,
出された要望を何でも肯定してにこにこ話を聞いてくれる担当者のほうが
気分はいいんでしょうけれど」
主に千葉や東京でのリノベーションを担当している設計事務所の人が話を続けました。
「でも,プロが客観的に見て下した判断というのは,とても重要な意味を持ちます」
予算内で希望通りのリノベーションだけを行って
その他の部分がおろそかになったり,
見た目だけのデザインに惑わされて使い勝手が悪かったり…。
「自分たちが時には厳しく依頼主さんの希望内容をきっぱりと却下することも度々出てきます。
それはプロとして任される責任があるから。
『こちらの希望を聞いてくれない』と不満を持つのではなく,
『こういう考えもあるのか』と新たな提案を柔軟に受け止めてもらえたら,
完成された家はきっとさらに良いものに仕上がるはずです」
依頼主さんにより良い家に住んでもらうために,責任をもって向き合いたい,という
プロの真摯な態度を伺うことが出来るお話でした。